あんずワールド@猫じゃ猫じゃ

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お金持ち=幸せ?

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2018年6月15日 21:00

出勤前に電話がかかってきた。
精神的にどん底だった頃に受けていた就職面接で「内定」を頂いた。


その頃は体調も非常に悪く、他人や周りから絶対挙動不審に思われていたから、絶対受かるはずはない。と思っていたけど、自分の思い込みだったのかもしれない。


思い込みが激しいのも病状のひとつなのだろう。

しかし、いきなり名古屋赴任とか言われ、申し訳ないがお断わりした。

 

 

百均のバイトの方は、とりあえず今日も問題なく働けた。
小さな一歩前進。これで良し。

とりあえずバイトでも働けるというのは、大きな自信になった。
小さな「自信」、小さな「成功」を大切にして、自分の事を認められるようになろう。

 

周りのスタッフは庶民的な人が多く、失礼ながらお金持ちそうには見えないのに幸せそうだった。


そういえば、昔はそれがすごく不思議だった。

私は父親が教授で母親が専業主婦だった。
周りと比べても、かなり広い家に住んでいた。それに海外旅行にも何度か連れて行ってもらえた。

それでも自分より周りの友達の家庭の方がずっと幸せに見えた。

 

母親とその親戚はとにかく世間体というものを気にする人たちだった。
自分が優位に立とうとマウンティングが大好きな人たちだった。

親戚が集まれば、その場にいない人の悪口、自分の旦那の所得の自慢。子どもの学力自慢。(その自慢のために勉強をさせられ、問題を間違えると問題集で頭をよく殴られた。)

親戚の集まりはとにかく苦痛だった。

子供の学力自慢のついでに言うと、母は勉強第一主義で良い成績さえとれば後は放任だった。

素行の悪い友人とつるもうが、深夜に帰宅しようが、飲酒や喫煙をしても、テストでいい点をとれば何も言われなかった。


そして、父が京大卒という事を鼻にかけていた。
私にも京大に行かせるべく、小さい頃から、京大以外は大学と呼べない。くらいに言われ洗脳していた。

結局、私は京大に行けるほどの勉強に対する情熱も知能も足りず、二浪して別の大学に入学した。


母からは、「京大に行かないなんて親不孝者」くらいに言われ、1ヵ月で退学。そのまま勘当(家出?)して今に至る。

 

幼少期より今の方が圧倒的にお金はないが、間違いなく今の方が幸せだ。

それは自信をもって言える。


衣食住に困るレベルは困るが、お金持ちじゃなくても幸せになれるし、自分なりの小さな幸せを大事に出来る人は、幸せに毎日を過ごせるのだろう。

私もそうなりたい。