小説

【小説】7時45分

中学三年生の芳夫は後悔した。 車椅子なんてちっとも楽じゃないではないか。 昨年亡くなった祖父が使っていた車椅子を目にして、 歩かなくて済むから、車椅子はもしかしたら移動が楽なのではないか。友達の前にいきなり車椅子で現れたらウケるんじゃないか。…