2020年10月6日 6:00
恐ろしくリアルで陰鬱な悪夢から覚めて飛び起きた。
その悪夢で自分の右手の先が焼けた。
未だヒリヒリとした、無数の針でえぐったような感触が右手に残る。
まるで重度の火傷をおったかのように
そしてしばらくして、娘の寝顔が目に入り、
先程の事件は私の空想、現実ではないという安寧を噛みしめる。
現実を確認して、先程のあれはただの悪夢だった。
そう安堵できる私は幸せものだ。
悪夢のような現実を、今まさに生きている真っ最中の方も、世の中にはもちろんいるだろう。
世の中「まさか」は起こりうる。
今日にも自分がそうなるかもしれないが。
ここまで書いて、キーボードを打つ手がピタリと止まった。
悪夢に酔いながら文章を書くには、少々頭が冴えすぎた。
本当は色々書こうと思ったこと、伝えたいことがいっぱいあった。
これらを箇条書きでもなんでも書き出して、何ヶ月も自室に籠もり、そのことばかりを考え文章を煮詰めたら、きっと小説が一本出来上がる。
でも、そんなことを弱い私がしたら廃人になり、二度とまともな社会生活が送れなくなりそうだ。
最期、自ら命を断つ文豪の方が多いのは、きっと空想の世界と現実の世界のバランスが取れなくなってしまうからではないかと、私ごときが勝手に推察した。
このブログの初期、或いは、このブログの前身は、私の内側のあまり人に見せてはいけない部分、見せるべきではない何かどす黒い部分を、のべつ幕なく書いていた。
でも、それは今はできないし、やるべきでもない。
今それをするには、少しブログが大きくなりすぎた。
さらに現状として、このブログに遊びに来てくださってる大多数の方々は、「ネコ」や「かわいい動物」と検索して訪問してくださっている。
その方々は、私の鬱々とした、どす黒い記事はきっと見たくはないだろう。
それに、あまりそんなことを書きたいとも昔ほどは思わなくなった。
心に溜まった鬱々としたものを書くと気分が晴れるかと思っていたが、むしろ精神衛生上、悪化してたように思える。
ここまで書いて、自分の書いたものを振り返って、
我ながら、えらくとっ散らかった文章という印象。
句読点もめちゃくちゃだし、結局何を伝えたいのかもわからない。
そもそも伝えたいことなんてない。
究極の自己満足の文章。
ただ、これを修正する気力はもう残っていないので、この辺で失礼します。
※ちなみに序文の「恐ろしくリアルで陰鬱な悪夢」の詳細は全て削除しました。
あまりにも、グロテスクで悪趣味で露悪的な文章になったので…
P.S.
寝なきゃ寝なきゃと焦ってムリヤリ眠りに就いた時、
毎回悪夢を見るのは私だけですか?