2018年8月26日 0:45
今日は通信系のイベントの現場で石原さんという新しいSVと方と働いた。
彼は就業時間の10時ギリギリに現場に到着し、
「今日の目標はただ一つ。定時ぴったりに帰る事。」
と言いのけた愉快な人だ。
2ヵ月になる子どもがいるらしく、早く会いたいようだ。
自分の嫁も大好きでかわいいとずっとのろけていた。
日本語には「愚妻」などと自分の身内を下げて謙遜する言葉もあるが、
正直ひたすら謙遜されるよりも、幸せ全開でのろけられる方が微笑ましくて
個人的には好きだ。
しかし今日は、お客さんが多数来店するものの、ターゲットとなる人が非常に少なく契約が取れなかった。
普通SVなど、結果に責任をとらないといけない立場の社員は、
「いくらターゲットが少なくても外的要因のせいにするな!」とか、
「やる気があれば、もっと粘れば契約が取れる。」
などと根性論を言いがちだが、石原さんは
「取れない時は取れない。取れるときは取れる。やれることをやったのだからしかたない。」
と割り切ってくれるのでやりやすい。
私も営業をしていた時は数字は水物だと思っていたので同じ考えだ。
もちろん賛否両論あるだろう。
外的要因のせいにしていたら自分が成長できないと言われたらその通りなのだが、件数がとれない時は何をやっても取れないと思う。
お金を貰っている立場上、その分の働きはしたいと思うが…
石原さん自身も件数が取れていない事を全く気にせずに、子どもと嫁に会えるとるんるんで帰宅した。
自分に厳しい人は他人にも厳しくなりがちだろうし、もちろん仕事ではそんな人も必要だ。
しかし、自分にも他人にも優しい人のほうが、家庭もプライベートもうまく回っている人が私の周りには多いように思える。
どうも社会人はギスギスしたり、ぴりぴりしないと仕事じゃないと思ってる人が多いように思える。
もっと肩の力を抜いて仕事をする人が増えたらいいなあ。
自分にも人にも優しくなれる。そんな人が増えますように。
また自分もそうなれますように。
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