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大学入試における英語の民間試験導入とは

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2019年12月16日 21:00

 

従来の英語のセンター試験では、英語の4技能(読む・聞く・話す・書く)のうち、「読む(リーディング)」「聞く(リスニング)」の2技能しか測れなかった。

そこで昨今のグローバル化を意識し、残りの「書く(ライティング)」「話す(スピーキング)」という技能を評価対象にいれようとする動きが始まった。

 

ただ「話す(スピーキング)」テストを一斉に実施する事は困難なために、文部科学省は事前に行う英検など7つの英語民間試験を活用する事を決めた。

 

しかし以下の問題が解決されない事や文部科学大臣の「身の丈に合わせてがんばって」という発言の炎上によって、2020年度の導入は見送られた。

 

 

〈以下の問題の一例〉


・民間試験の受験料が高額。
・試験会場が少ない地域もあるので、地方の学生は前泊など費用や負担がかかる。
・7つの民間試験の能力判断基準や難易度がバラバラ
・「民営化」することにより、公平性・公正性が失われる懸念

など

 

確かに中学高校と6年間英語を勉強をしながら、英語を話せない日本人が多いので、グローバル化を意識するなら「話す」という能力を測る必要性はある。

ただ解決すべき問題は山積みのようだ。

 

【過去の今日勉強したことシリーズ】